別　名 岩瀬弾正館 所在地 茨城県土浦市本郷 築城者 岩瀬弾正 築城年 戦国時代 廃城年 − 現　状 山林 遺　構 土塁・空堀 移築建造物 − 再建建造物 − 史跡指定 − 評　価 　本郷館は岩瀬弾正の居館と伝わる。岩瀬弾正は現在の西茨城郡岩瀬町から新治村へ移住してきたというが、それ以外のことはわからない。戦国時代も終わりに近づいた天正年間（１５７３〜９２）になると佐竹氏が領土を拡大し、藤沢城と土浦城を失った小田氏治は北条氏を頼って捲土重来を期した。新治郡は佐竹氏の支配下に置かれているが、本郷館の岩瀬氏の動向は不明である。 本郷館 館跡西側 館跡東側 空堀 館跡内部 航空写真 　甲山城から永井城へ向かう途中の道筋にあることから立ち寄ったのが本郷館だった。館跡はびっしりと藪に覆われてどこからも入ることはできない。何か手がかりはないかと外周を歩き回ってみたが、取り付く島もないというか何も見つけられなかった。土塁が残っているということだが、遺構がありそうな台地への入口は閉ざされ、周辺は堆肥置き場となってどうすることもできなかった。 ＪＲ常磐線「神立」下車　徒歩１時間４５分 新治村史 2015/12/19