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| 別 名 |
八崎城 |
| 所在地 |
茨城県つくば市泊崎 |
| 築城者 |
岡野康朝 |
| 築城年 |
応永３年（１３９６） |
| 廃城年 |
天正１７年（１５８７） |
| 現 状 |
宅地 |
| 遺 構 |
堀切 |
| 移築建造物 |
− |
| 再建建造物 |
− |
| 史跡指定 |
− |
| 評 価 |
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| 天正１５年（１５８７）に多賀谷重経が岡見氏領内の牛久城と岡見城を分断するために泊崎城を築いたというが、室町時代には岡野氏の築いた城があったらしい。廃れた古城を多賀谷氏が改修して使用したということなのだろう。戦国時代の終わり頃に多賀谷氏は多数の鉄砲を有して怒涛の進撃をしているが、確かに常陸の城郭の歴史を調べると多賀谷氏によって攻め落とされたという言葉をよく目にする。湧き出すような野心を持った魅力的な武将だが、結局はその精力的な動きが裏目に出て関ヶ原の戦い後に改易となった。 |
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正月のつくば市はとても寒かったが澄み渡った空がとても美しかった。早朝から日没後まで活動したが夜に見た月は僕が今まで見た月の中でも記憶にないぐらいの美しさだった。その１ヶ月前に対岸の東林寺城付近から眺める泊崎城はまるで港に停泊する軍艦のようなシルエットをしていた。とっぷりと日が暮れたあとの泊崎城は月明かりに照らされて幻想的な雰囲気だった。
泊崎城は住宅地となりほとんど遺構は残っていない。牛久沼に突き出した岬の突端に小さなお堂があり、そこから対岸にある牛久城を眺めたあとは朝からまともに食事をしていないこともあり友人たちと城跡にある食堂に入った。店の中は凍えるほど寒かったがストーブのおかげですぐに暖まった。揃って鰻重を注文したが鰻の名産地だけあって本当に美味しかったことを覚えている。 |
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ＪＲ常磐線「藤代」下車 関東鉄道バス「自由が丘団地」行で「細見」下車 徒歩２０分 |
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日本城郭大系／新人物往来社・牛久市史 |
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2008/12/07・2009/01/10 |
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