別　名 − 所在地 栃木県河内郡上三川町上三川 築城者 成田氏長 築城年 慶長２年（１５９７） 廃城年 元和８年（１６２２） 現　状 宅地 遺　構 − 移築建造物 − 再建建造物 − 史跡指定 − 評　価 　上三川陣屋は慶長２年（１５９７）に改易された宇都宮氏の家臣今泉氏の旧領を管理するため、烏山城主成田氏長が代官を派遣したときに構えた陣屋である。江戸時代初期の元和８年（１６２２）に成田氏が改易されると上三川陣屋も廃止となった。 　上三川城の東に東館という地名が残っている。迅速測図で明治時代の地籍から推測すると上三川城よりも東にある住宅街が陣屋跡と思われる。宇都宮氏が改易された直後に設置された陣屋なので、上三川城主今泉氏の居館があったのかもしれない。遺構はまったく残っておらず案内板なども設置されてはいなかった。 ＪＲ宇都宮線「石橋」下車　関東自動車バス「真岡｣行で「上三川車庫前」下車　徒歩１０分 近世栃木の城と陣屋／随想舎 2016/10/22