別 名 小幡陣屋
所在地 群馬県甘楽郡甘楽町小幡
築城者 織田信昌
築城年 寛永19年(1642)
廃城年 明治4年(1871)
現 状 楽山園
遺 構 郭・石垣・土塁・空堀
移築建造物
再建建造物
史跡指定
評 価
 小幡は国峰城主小幡氏の支配地であったが、天正18年(1590)に北条氏が滅び徳川家康が関東入国すると奥平信昌が小幡の領主となり宮崎城を居城とした。水野氏と永井氏の治世を経て小幡へは織田信雄が入封する。小幡に陣屋を築くまで信雄はどこを居城としていたのかわからない。小幡城は小幡氏の重臣熊井戸氏の屋敷跡というが、楽山園の庭園は数寄者だった信雄の趣味と思うのでここに屋敷を置いていたのだろうと思う。
土塁 土塁  
 高校時代の友人と甘楽郡と安中市の城館探訪を楽しんだときに訪れたのが小幡城だった。雨が降っていたのと後閑城や内匠城を見たかったこともあり小幡城での滞在時間は短かった。雨に濡れた城下町はしっとりして良いものだったが肝心の小幡城はあまり印象にない。
上新電鉄「上州福島」下車 上信ハイヤー「那須」行で「城町」下車 徒歩10分
城郭と城下町/小学館・日本城郭大系/新人物往来社
2007/08/18