別 名
所在地 群馬県佐波郡玉村町斎田
築城者 田口俊政
築城年 永禄年間(1558〜70)
廃城年
現 状 宅地
遺 構 水堀
移築建造物
再建建造物
史跡指定
評 価
 玉村町を中心に広い勢力範囲を誇った土豪田口氏の屋敷跡であり、永禄年間(1558〜70)に田口俊政がこの地に屋敷を構えたという。上州の田口氏は藤原北家秀郷流で藤姓足利氏の流れを汲む名族だが、玉村町の田口氏がその後裔であるかはわからない。
水堀 水堀 1970年代の田口下屋敷
 田口下屋敷は今も子孫が居住されており、その邸宅の周囲を水堀が廻っていた。水堀はかなり干上がってしまっていたが、中世土豪屋敷の雰囲気を感じ取るのには十分な遺構だった。この日は玉村町に残る環濠屋敷をほとんど一網打尽にしたが、斎田地区にはまだ遺構を残している屋敷跡が多く、それも近距離で密集していて飽きることがなかった。
JR高崎線「新町」下車 永井バス「前橋公園」行で「玉村4丁目」下車 徒歩30分
玉村町の環濠屋敷と城館/玉村町歴史資料館
2010/04/11