別　名 − 所在地 群馬県藤岡市金井 築城者 高山氏 築城年 永享年間（１４２９〜４１） 廃城年 天正１８年（１５９０） 現　状 山林 遺　構 郭・土塁・空堀 移築建造物 − 再建建造物 − 史跡指定 − 評　価 　高山城は山内上杉氏に仕えた高山氏が築いた巨大な城郭である。山麓には百間築地砦があり、詰め城である天屋城の中腹には要害山砦が構えられている。３つの城砦から成る複合城郭であるが、土豪の高山氏が単独で築いた城とは思えず、北条氏の傘下に加わった後に大きく改修の手が加えられたものと思われる。 要害山砦 横堀 横堀 土塁 土塁 主郭 　年末に当時の友人たちと訪ねたのが高山城だった。ゴルフ場の敷地内にあるため立ち入ることはできないかと思い込んでいたが、友人の案内により周辺の砦とともに登頂に成功した。とても単独では訪れることもなかったであろう高山城だが、仲間の存在というのは心強いもので、少々の困難もそのときの勢いで何とかなってしまう。 　入口がわかりづらい山城だが、先導役の道案内のおかげで自分はそれについていくだけだった。中腹に存在する要害山砦は小規模な造りだが、横堀を従えた構造は小さくとも堅固なものだった。遠い昔の記憶なので不確かなことも多いが、小さな山頂にはこれまた小さな祠があったことを覚えている。ここからの道のりはさすがに細かくは覚えていないが、竪堀に出くわしてからはいとも簡単に登り詰めたと記憶している。 ＪＲ八高線「藤岡」下車　藤岡市内バス「上平」行で「上新町」下車　徒歩４５分 日本城郭大系／新人物往来社・中世城郭事典／新人物往来社・高山城跡案内板 2007/12/30