別 名
所在地 群馬県甘楽郡甘楽町上野
築城者 小幡氏
築城年 戦国時代
廃城年
現 状 農地
遺 構 土塁・空堀
移築建造物
再建建造物
史跡指定
評 価
 長畝砦は小幡氏が国峰城の前衛の砦として築いたと思われる。具体的な歴史と城主については伝えられてはいないが、簡素な砦であることから在地の小土豪が守備したのではないかと考えられる。
長畝砦 台地上の現況 堀跡
 快晴となった秋の一日だが、気温はぐんぐんと上昇して夏のような陽気となった。長畝砦へ着いたのはまだ午前9時台だったが、陽射しが強くて汗ばむほどだった。これまでに何度も通り過ぎていたが、実際にこの砦を訪ねるのは初めてのことである。
 砦の跡はヒツジが放牧される牧場となっているが、自分が訪ねたときにはヒツジとはただの一頭とも出会うことがなかった。砦の遺構がどこまで利用されているのかは不明だが、かなり拡張されてはいるものの堀跡と櫓台とされる土塁が残されている。それにしても久しぶりの上州の青空はとても爽快である。
上信電鉄「上州福島」下車 徒歩40分
日本城郭大系/新人物往来社
2024/10/14