別　名 − 所在地 東京都八王子市滝山町 築城者 中山家範 築城年 戦国時代 廃城年 天正１８年（１５９０） 現　状 農地 遺　構 − 移築建造物 − 再建建造物 − 史跡指定 − 評　価 　中山氏は武蔵七党の丹党の流れを汲む一族で本拠地は埼玉県飯能市にある。今も中山家範の居館跡はわずかながらも遺構を残していて飯能市の史跡となっている。家範は天正１８年（１５９０）の八王子城の戦いで壮烈な討死を遂げているが、その勇猛ぶりが人々に膾炙されて家範の遺児照守と信吉は徳川家康に仕え幕臣となり子孫は常陸松岡藩主にまでなった。家範の戦いぶりはよほど多くの人々を感動させたのだろう。 　北条氏照の重臣中山勘解由家範は少林寺東側の丘陵に屋敷を構えていた。墓地が造成されたために遺構は失われたが郭のかたちは残されているように思える。 ＪＲ中央本線「八王子」下車　西東京バス「戸吹」行で「滝山二丁目」下車　徒歩１０分 日本城郭大系／新人物往来社 2002/01/24・2011/09/27