別　名 − 所在地 東京都葛飾区西亀有 築城者 − 築城年 − 廃城年 − 現　状 砂原稲荷神社付近か 遺　構 − 移築建造物 − 再建建造物 − 史跡指定 − 評　価 　木庭袋という地名はもう残っておらず、それがいつしか千葉袋に転訛したと推定されている。城主についても不確かで千葉氏と考えられているが、日本城郭大系ではそれについてはやや否定的に捉えている。戦国時代の千葉袋は北条氏に仕えた遠山丹波守の所領であったとされる。 　所在地がわかっていない城を訪ねるのはつまらない半面で気楽でもある。日本城郭大系では西亀有２丁目から３丁目にかけてという表現をしているが、住宅地の写真を撮影してもつまらないので砂原稲荷神社を撮影しておいた。 　当時は東京都内の無名城館跡を廻るのはとても苦労が多かった。今はインターネットでの情報が溢れ返っているが当時は皆無と言ってよかった。地図でそれらしい場所に印をつけて実際に現地を歩いてみることの繰り返しだった。けっこう勘は当たるもので意外と的を射たことが多かったが上千葉城だけはまったくわからなかったし、砂原稲荷神社付近の折れ曲がる道にそれらしさを感じる程度だった。 ＪＲ常磐線「亀有」下車　徒歩２０分 日本城郭大系／新人物往来社 2002/04/18