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| 別 名 |
喰違門 |
| 所在地 |
東京都千代田区紀尾井町 |
| 築城者 |
生駒隆俊 |
| 築城年 |
慶長１７年（１６１２） |
| 廃城年 |
− |
| 現 状 |
山林 |
| 遺 構 |
土塁 |
| 移築建造物 |
− |
| 再建建造物 |
− |
| 史跡指定 |
国指定史跡 |
| 評 価 |
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| 喰違見附は江戸城三十六見附と呼ばれた見附門のひとつである。慶長１７年（１６１２）に幕府お抱えの軍学者である小幡景憲が縄張を担当し、丸亀藩主生駒隆俊らが工事を担当した。その名の通り喰い違いの土塁によって敵が直進することを阻む構造となっており、石垣を用いず土塁のみで構成された江戸時代初期の虎口の姿を残している。 |
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６月とは思えないほど朝は涼しかった。そんな恵まれた陽気の下、久しぶりに江戸城の外郭を訪ね歩いた。四谷見附の石垣を見たあとは、外濠を眺めながら土塁の上を歩いて喰違見附を訪ねた。
江戸城の虎口はそれぞれが見附と呼ばれて、意外と石垣などが残っているので散策していて楽しいが、喰違見附はその中でも異彩を放つ古風な姿を残している。土塁のみで構成されたその姿は徳川家康が江戸城に入った頃の姿の延長線上にあるようだった。紀尾井坂を下れば赤坂離宮があり、逆に進めば半蔵門へと至る。眼前にはホテルニューオータニが聳えているが、自分が名古屋から東京へ越してきたときの仮住まいがこのホテルだった。じっくりと眺めたのは５０年ぶりぐらいになるのだろうが、今では周辺にも高層建築が建ち並び、昔ほどの偉容は感じられなかった。 |
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ＪＲ中央本線「四ツ谷」下車 徒歩１０分 |
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日本城郭大系／新人物往来社 |
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2025/06/01 |
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