別　名 御門城 所在地 千葉県市川市大野町 築城者 − 築城年 − 廃城年 − 現　状 市川第五中学校 遺　構 郭・土塁 移築建造物 − 再建建造物 − 史跡指定 − 評　価 　大野城は平将門が居城としたという伝承が残っているが、実際に城が築かれたのは鎌倉時代の頃と推定される。室町時代には曽谷氏が進出し曽谷氏が滅んだ後は原胤義の所領となった。戦国時代は高城氏の支配下に置かれたが城主の名は伝わっていない 　市川第五中学校の前に古びた案内板と標柱があった。ちょうど中学生が体育の授業で校内を走っている。邪魔にならないようにというよりも不審者扱いされないように細心の注意を払い校内の土手らしき地形を撮影しておいたのだが、東葛の中世城郭を読むと土塁の痕跡ということなので撮影しておいて幸運だった。広い台地上に築かれた平将門の伝承が残る城だがほとんど破壊されつつある印象だった。 ＪＲ武蔵野線「市川大野」下車　徒歩１５分 東葛の中世城郭／崙書房出版・日本城郭大系／新人物往来社 2002/05/25