別　名 鶴間城・山中修理助貞信塁 所在地 神奈川県大和市下鶴間 築城者 山中貞信 築城年 戦国時代 廃城年 − 現　状 北大和小学校・山林 遺　構 − 移築建造物 − 再建建造物 − 史跡指定 − 評　価 　戦国時代に小田原の北条氏に仕えた山中修理助貞信または貞任が下鶴間に城を築いたという。玉縄城と滝山城を結ぶ滝山街道が通る要衝ということである。 　４月は昔と違って気温も上昇し夏とそれほど大差がなくなってきた。よほど標高の高い場所でもないとあっという間に藪に埋もれて城跡探訪はできなくなってしまう。そうとわかっていても長野県や群馬県北部へは費用もかかるし軽々しくは行けない。結局は遺構も残らず所在地すら不確かな市街地の城館探訪を春から夏の終わりまで繰り返すことになる。平成最後のそんな季節がまたやってきた。 　最初に訪れたのは下鶴間城山である。台地上には北大和小学校が建設されており雑木林に覆われた斜面にも往時の面影を見い出すことは困難となっている。下鶴間城山を通過したのは午前７時過ぎだったが気づけばシャツの袖を捲り上げていたほどの体感温度だった。 東急田園都市線「つきみ野」下車　徒歩７分 日本城郭大系／新人物往来社 2019/04/22