別 名
所在地 山梨県富士吉田市新屋
築城者
築城年
廃城年
現 状 山林
遺 構 郭・土塁
移築建造物
再建建造物
史跡指定
評 価
 明応4年(1495)と文亀2年(1502)に今川氏の客将だった北条早雲が甲斐へ攻め入ったときに小倉山と吉田の城山に布陣したという。小倉山城がこのときに陣城として普請されたのか、それ以前から城砦が築かれていたのかはわからないし、その後に小山田氏が烽火台を置いたという記録も残っていない。
 小倉山は吉田城と同じく北条早雲が布陣したという伝承が残る。何かの本で土塁があるというのを目にした覚えがあるが、それが何の本だったのか残念ながら失念している。吉田城に再訪したときに小倉山へも登ろうと麓まで来たが元来あるべき登山道は閉鎖されており直登しようという気にもならず富士山駅目指して引き返した。小倉山とは切り離されているが北側の丘が二段に削平されていた。東麓にはまとまった削平地があり、これらが城郭遺構なのかは不明だが気にはなっている。
富士急行「富士山」下車 富士急行バス「内野」行で「新屋口」下車 徒歩50分
吉田城山調査報告書・甲斐の山城と館/戎光祥出版
2005/09/04・2018/12/14