別　名 − 所在地 山梨県南都留郡富士河口湖町河口 築城者 三浦氏 築城年 戦国時代 廃城年 − 現　状 宅地 遺　構 門 移築建造物 − 再建建造物 − 史跡指定 − 評　価 　河口浅間神社の門前には今も御師集団の屋敷があるが、三浦氏もそうした家々のひとつである。厳密に言えば武士ではないのかもしれないが、その遠祖は板東平氏の三浦義澄と伝えられている。戦国時代の三浦氏は郡内の領主小山田氏に属し、諸国を歩いてその動静を伝える役割を担っていたらしい。江戸時代になると徳川将軍家に祓を献上する御師としてその家名を伝えている。 　河口浅間神社に隣接する場所に三浦氏の屋敷跡があり、今も子孫の方々が暮らしている。江戸時代末期に造られた薬医門が文化財指定されているが、民家の庭先を通らないと間近には見られない。家人の方もおらず気兼ねして見ていないが、南の畑ごしに見る屋敷跡は風格があった。 富士急行「河口湖」下車　富士急バス「甲府駅」行で「河口局前」下車　徒歩５分 甲斐の山城と館／戎光祥出版 2016/05/16