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| 別 名 |
− |
| 所在地 |
山梨県南アルプス市落合 |
| 築城者 |
河村道雅 |
| 築城年 |
戦国時代 |
| 廃城年 |
天正１０年（１５８２） |
| 現 状 |
常泉寺 |
| 遺 構 |
土塁・水堀 |
| 移築建造物 |
− |
| 再建建造物 |
− |
| 史跡指定 |
− |
| 評 価 |
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| 武田勝頼に仕えて落合村の地頭を務めた河村下野守道雅の屋敷跡である。河村氏の遠祖は波多野氏から分かれた河村氏であろう。その末裔が戦国時代を生きた河村下野守道雅へと至る。道雅は天正１０年（１５８２）の武田氏滅亡に際し、最後まで勝頼に付き従って天目山の戦いで自害した。常泉寺は道雅の妻が夫の菩提を弔うために建立したと伝えられている。 |
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武藤三河守屋敷と北西に隣接するようにして河村下野守の屋敷跡が存在する。今は無住となった常泉寺から成妙寺あたりまでが屋敷の範囲であり、東側は県道が貫いている。
立派な石碑には川村下総守道雅館跡と刻まれているが、一般的には河村の表記が用いられており、下総守は明らかな間違いで正しくは下野守である。小さな墓地があり鉤型の土塁が今も残存し、周囲には水堀の名残りと思われる用水路があった。土塁の上には古い墓石がいくつか並んでいたが、刻まれている文字まではわからなかった。暮れかける陽射しを浴びた土塁と石碑が美しいことこの上ない。 |
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ＪＲ中央本線・身延線「甲府」下車 山梨交通バス「鰍沢営業所」行で「甲西工業団地入口」下車 徒歩３分 |
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甲斐の山城と館／戎光祥出版 |
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2025/01/03 |
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