別　名 − 所在地 長野県長野市小島田町 築城者 武田信玄 築城年 永禄４年（１５６１） 廃城年 − 現　状 八幡原史跡公園 遺　構 土塁 移築建造物 − 再建建造物 − 史跡指定 − 評　価 　川中島の戦いで武田信玄が布陣した場所と伝わる。この戦いは第四次の戦いで甲越両軍の主力が激突した最大の激戦だった。上杉謙信は妻女山に布陣して海津城の背後を狙い、武田軍はひそかに海津城を抜け出し妻女山を衝こうとした。謙信はそれを察知して山を下り両軍は八幡原で激突した。有名な謙信と信玄の三太刀七太刀の一騎討ちはこのときのことである。脚色がありすぎてすべて信用することはできないが、両軍ともに重臣や多くの将兵を失っているので激しい戦いがあったのは事実だろう。 三太刀七太刀の像 川中島合戦陣形図 　 　長野インターチェンジを降りたときは激しい雨だった。八幡原史跡公園に着いたときには小やみになっていた。おかげで謙信と信玄の像や合戦の陣形図をじっくりと見ることができた。八幡神社に低い土塁が巡らされ信玄本陣の桝形土塁とされているが、昔は土塁はなかったという人もいるので少し疑ってかかったほうよさそうだった。 ＪＲ北陸新幹線・信越本線・長野電鉄「長野」下車　川中島バス「松代」行で「川中島古戦場」下車　徒歩５分 戦国武田の城／有峰書店新社・八幡原古戦場跡案内板 2006/07/15