別　名 − 所在地 長野県佐久市岩村田 築城者 内藤正友 築城年 元禄１６年（１７０３） 廃城年 明治４年（１８７１） 現　状 佐久市役所浅間支所 遺　構 − 移築建造物 − 再建建造物 − 史跡指定 − 評　価 　岩村田陣屋は元禄１６年（１７０３）に内藤正友が、１万６千石を与えられて立藩したときに構えられた陣屋である。立藩した当初から藩の財政事情は厳しかったという。６代目の藩主となった内藤正縄のときに城主としての格式を許された。幕末には築城計画が持ち上がり、実際に藤ヶ城とも呼ばれた岩村田城の普請が着手されたが、未完成のまま廃藩置県を迎えた。。 　岩村田駅から真っ直ぐ歩くと佐久市役所の支所がある。ここに岩村田陣屋跡の標柱が建てられている。城跡や陣屋跡に役所が建てられる事例はかなり多く、岩村田陣屋もご多分に漏れず役所となっている。標柱以外に目ぼしいものはないが、これがあるとないとでは充実感がまったく違う。 ＪＲ小海線「岩村田」下車　徒歩１０分 信濃の山城と館／戎光祥出版 2024/11/18