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| 別 名 |
− |
| 所在地 |
新潟県上越市五智 |
| 築城者 |
上杉謙信 |
| 築城年 |
弘治年間（１５５５〜５７） |
| 廃城年 |
慶長３年（１５９８） |
| 現 状 |
御館公園 |
| 遺 構 |
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| 移築建造物 |
− |
| 再建建造物 |
− |
| 史跡指定 |
− |
| 評 価 |
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| 天正６年（１５７８）に起きた上杉景勝と景虎の家督争いの舞台となったのが御館である。その成り立ちは上杉謙信が北条氏に関東を追われた上杉憲政を迎えるために築いた館だった。上杉謙信が急死すると甥の景勝と北条氏から迎えた養子の景虎が家督を争った。いわゆる御館の乱であるが、この争いは越後を二分する騒ぎとなった。北条氏は景虎の援護に回り景勝は武田勝頼と結んでいるが、結果は景勝の勝利となった。余談になるがこの同盟で北条氏を敵に回したことで武田勝頼は滅亡を早めたと言える。 |
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上杉家の内乱の舞台はごくありふれた公園になっていた。越後の歴史を揺るがした城館だが、平城のためにその遺構は早くから失われている。公園には石碑と図面が記された案内板があるが、昭和３０年代の航空写真を見るとその形がまだはっきりとわかる。そのまま保存されていればどれだけ素晴らしかったろうと思うが、今では住宅街の中の小公園となっている。
上杉言えを二分した跡目争いで慌ただしく人馬が往来した館跡であるが、今では喧噪を感じさせることもない。自分が訪れたときには誰ひとり憩いを求めて立ち寄る人もなく、ただ静かで平和な時間が過ぎゆくだけだった。 |
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ＪＲ信越本線「直江津」下車 徒歩１０分 |
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上杉謙信ゆかりの地を訪ねて／新潟日報事業社・御館跡案内板 |
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2013/10/15 |
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