 |
 |
| 別 名 |
− |
| 所在地 |
静岡県静岡市駿河区有東 |
| 築城者 |
福島氏 |
| 築城年 |
戦国時代 |
| 廃城年 |
− |
| 現 状 |
有東神社 |
| 遺 構 |
郭・土塁 |
| 移築建造物 |
− |
| 再建建造物 |
− |
| 史跡指定 |
− |
| 評 価 |
 |
|
|
 |
| 有東砦は今川氏の重臣福島氏が築いた府中館の砦である。おそらく今川範政が府中館の周辺に支城網を張り巡らせた応永１８年（１４１１）前後の築城だろう。その後の歴史はよくわからないが、天文１０年（１５４１）に甲斐を追われ今川義元に迎えられた武田信虎が有東砦を屋敷として与えられたという説がある。本当かどうかは確かめようもないが、もしそれが真実だとしたら信虎はここで甲斐へ戻れる日を心待ちにしていたことだろう。信虎の悲願は叶うことなく甲斐まであと一歩というところまで来て亡くなっている。 |
 |
|
|
 |
| 有東砦には八幡山城へ訪れたときに２度訪れている。最初は何にもわからないまま駆け足で登り、遺構の有無もろくに確かめず立ち去ったが、２度目は少し時間をかけて歩いてみた。よく見ると土塁の痕跡が残っていることに気づかされるし、虎口らしい地形も残されている。案内板などは設置されていなかったと記憶しているが、小高い丘なのに眺望はなかなか良かったことは覚えている。 |
 |
 |
ＪＲ東海道新幹線・東海道本線・静岡鉄道「静岡」下車 徒歩３０分 |
 |
|
 |
日本城郭大系／新人物往来社 |
|
|
 |
1999/04/30・2011/02/03 |
|
|
|
|
