別　名 − 所在地 静岡県裾野市葛山 築城者 葛山氏 築城年 室町時代 廃城年 天正１０年（１５８２） 現　状 山林 遺　構 郭・土塁・堀切 移築建造物 − 再建建造物 − 史跡指定 裾野市指定史跡 評　価 − 　駿東で大森氏と並ぶ勢力を誇った葛山氏の居城である。戦国時代には今川氏の被官となっていたが半ば独立したような勢力を保ち、北条氏との結びつきが強かったことが窺える。葛山氏元のときに今川義元の戦死を契機として武田信玄に内通したが、やがては信玄の六男信貞が葛山氏を継ぎ実質的に乗っ取られている。 　大畑城へ訪れたあと五龍の滝でのんびりしすぎてしまい、葛山城の目前まで来ながら登ることができなかった。同年の夏にも訪れたが真夏の暑さに負けてやはり登っていないが図面を見るととても魅力的な城である。駿東の城も訪れていないのは葛山城ぐらいになったのでそのうちに訪ねてみたい。 ＪＲ御殿場線「裾野」下車　市内循環バス富岡深良循環で「富岡中学校」下車　徒歩３０分 日本城郭大系／新人物往来社・ふるさと古城の旅／海馬出版 2009/07/19