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| 所在地 |
新潟県上越市五智 |
| 交戦勢力 |
上杉景勝×上杉景虎 |
| 年 次 |
天正６年（１５７８） |
| 現 状 |
御館公園 |
| 目標物 |
石碑・案内板 |
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天正６年（１５７８）に上杉謙信は春日山城で急死した。実子のいない謙信には二人の養子があった。一人は甥の喜平次景勝でもう一人は北条氏康の七男三郎景虎である。両者は家督を廻って対立し上杉家は真っ二つに割れた。北条氏は景虎を支援し景勝は家中でも勇猛で鳴らした上田衆を味方にして最終的には長年の宿敵だった武田勝頼と結んだ。
景虎は御館に入り景勝は春日山城を拠点とした至近距離での対陣となったが、景虎方は兵糧が尽きはじめ味方の離反が相次ぎ、年が明けた天正７年（１５７９）２月１日に景勝軍は御館に総攻撃を加えた。景虎に味方した上杉憲政は景虎の長男道満丸とともに殺害され、御館から逃亡した景虎も鮫ヶ尾城に向かったところで堀江宗親に攻められ自害した。 |
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上杉氏の後継者争いの舞台となった御館を訪ねたのは秋の曇り空の日だった。この日は春日山城で小雨に降られ御館から福島城へ移動した頃には強い雨に見舞われた。御館跡は小さな公園となっており遺構はなかったが、御館の乱については案内板に簡単に記されていた。スキーや夏競馬以外の目的で新潟へ旅したのはこの日がたぶん初めてだったと思う。
大河ドラマの真田丸に登場した上杉景勝は頼りなく興醒めするような描かれ方だったが、学生の頃にＮＨＫで放送された真田太平記に登場する景勝がとても男らしく義侠心に富んだ姿で描かれていた。上杉景勝は好きな武将なのでその飛躍となった場所へ一度訪ねてみたいという思いが強かったので、この日の行程は今も印象深く脳裏に刻み込まれている。 |
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ＪＲ信越本線「直江津」下車 徒歩１０分 |
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上杉謙信ゆかりの地を訪ねて／新潟日報事業社・御館跡案内板 |
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2013/10/15 |
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