別　名 − 所在地 埼玉県日高市高麗本郷 築城者 新井氏 築城年 江戸時代 廃城年 − 現　状 高麗郷古民家 遺　構 建物・石垣 移築建造物 − 再建建造物 − 史跡指定 − 評　価 　屋敷の主である新井氏は江戸時代に高麗本郷村の名主を務めた家柄で明治時代になると戸長、村長を務めたという。地元の旧家というのは中世の土豪階級の末裔であることが多いので新井家の先祖も北条氏に仕えていたのかもしれない。実際に埼玉県は新井姓の旧家が多く先祖をたどると武士に行き着く例が多い。 新井屋敷 石垣と土塀 高麗川 巾着田 巾着田の彼岸花 日和田山からの眺望 　家内の実家が日高市にあるので高麗駅周辺の道路はよく通ったし友人と秩父や群馬方面の城館探訪をするときもこの付近をよく通った。そのときにいつも気になっていたのが巾着田近くの道路沿いにある城郭のような邸宅のことだった。石垣の上に白い塀があり土蔵がまるで櫓のように見える立派な屋敷である。田舎の成金趣味の人がよくこのような家を建てるが、家内が何気なくもらってきた日高市の観光案内にこの屋敷のパンフレットが混ざっていた。 　城館探訪とは関係なく日和田山へ登ってみたくなり昼前ぐらいから登山道へとりついたが、その前に新井家住宅に立ち寄ってみた。あいにく月曜日と火曜日が休みで内部見学はできなかったが、外周を見るだけでも十分に楽しむことができた。巾着田には寄らなかったが家族で何度も訪れた場所でありとても思い入れが強い。義父と一緒に小さかった娘を連れて川遊びに興じたものだった。そんな思い出の場所なので城館とは関係ないが写真を少し多く掲載している。 西武池袋線「高麗」下車　徒歩１０分 旧新井家住宅パンフレット 2019/12/09