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| 別 名 |
− |
| 所在地 |
埼玉県児玉郡美里町古郡 |
| 築城者 |
古凍時員 |
| 築城年 |
平安時代末期 |
| 廃城年 |
− |
| 現 状 |
宅地 |
| 遺 構 |
土塁・水堀 |
| 移築建造物 |
− |
| 再建建造物 |
− |
| 史跡指定 |
− |
| 評 価 |
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| 丹党古凍氏は中村三郎時経の長男として生まれた古凍右近入道時員を祖とする。現在の住居表示では古郡となるが、古郡氏は同じ武蔵七党でも横山党で甲斐国古郡を拠点とした一族であり、両家にはまったく血縁関係はない。古郡氏の事跡については不明なことばかりだが、右近入道時員の後裔と思われる古凍左近入道がこの土地に居住したとされるので、残された遺構については平安時代末期よりもやや下る時代の遺構であるかもしれない。 |
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古郡集落は美里町役場を含む一帯で美里町の中心を形成している。役場よりも北側が古凍氏の館跡であり、南東部分を県道が横切り、館跡の中心は住宅地となっている。その姿は昭和３０年代の航空写真を見ても大差はないが、一部とは言え土塁はとても良い状態で残っている。水堀の大部分は埋められて細長い水路となっているが、北側はわずかながらも武士の居館らしさを留めていた。
土塁は民家の敷地内なので歩いて確かめることはできないが、垣根ごしに見られるだけでも十分に見応えがあった。１３年ぶりに訪れたのだが、歳月の流れは無情なもので北側の土塁は以前よりも削られていた。 |
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ＪＲ八高線「松久」下車 徒歩１５分 |
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日本城郭大系／新人物往来社・埼玉の古城址／有峰書店新社 |
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2010/07/18・2023/10/07 |
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