別 名
所在地 埼玉県羽生市下村君
築城者
築城年
廃城年
現 状 宅地
遺 構 土塁・水堀
移築建造物
再建建造物
史跡指定
評 価
 下村君屋敷は文献の記録がなく、伝承も残らないようで埼玉県の城館調査でも記録されていない。由来を聞き取りしようにも誰もいなかったが、これだけの立派な屋敷構は相当な歴史を持つ旧家であろうから、羽生城の支城のひとつではなかったかと推察される。
下村君屋敷 水堀 土塁
水堀 土塁 土塁
 羽生市の城館探訪をしていたときに偶然通りかかり見つけた環濠屋敷で、屋敷というよりも平城といった規模を持っている。夏の陽射しを浴びた堀がきらきらと輝き、大きくて真っ赤なザリガニがたくさんいた。城館とする裏付けには欠けるが、四方を水堀で囲み、土塁も築かれているので、単なる豪農の屋敷とは思えず、武家屋敷を起源とした名主階級の屋敷ではないかと思った。
東武伊勢崎線・秩父鉄道「羽生」下車 羽生市福祉バス「永明寺前」下車 徒歩5分
資料なし
2012/07/31