別　名 − 所在地 埼玉県熊谷市樋春 築城者 平山豊後守 築城年 天正１８年（１５９０） 廃城年 − 現　状 宅地 遺　構 土塁・空堀 移築建造物 − 再建建造物 − 史跡指定 − 評　価 　西党平山氏の末裔で深谷上杉氏に仕えた平山豊後守が天正１８年（１５９０）の深谷城の開城によりこの地に土着したという。 平山豊後守館 空堀 土塁 　森林公園の駅前にあるレンタサイクルを利用して熊谷市内の城館を訪ねた。熊谷は交通の便が悪いのでいつもそうしている。荒川に近いあたりに平山氏の居館跡はある。西党出身の平山氏がどういった経緯でこの地に館を構えたのかはパンフレットにも書かれていなかった。 　近くまで来ると道標があるので迷わずに行けた。樹勢の濃い屋敷森があり江戸時代建造の家屋があった。名主役を務めた時代の家屋なので農家の屋敷そのままに見える。中へ入ることができるし無料で見学できるというのは親切だと思う。家屋よりも周囲に残る構堀と土塁に目が向いてしまう。このあたりはやはり戦国時代から続く屋敷という感じがする。 秩父鉄道「ひろせ野鳥の森」下車　徒歩２０分 平山家住宅パンフレット 2013/09/26